政財界所感

色々私が見聞きした政財界や行政のおかしな事を綴ります。

森友問題 何故、辻元清美は姿を消したか?

森友問題で散々流された映像。

 

それを切り取った二枚の写真をご覧下さい。

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これを見比べると、当初森友問題の急先鋒だった辻元清美氏の姿がありません。

 

辻元清美氏が森友問題追及の表舞台から姿を消し、雲隠れした後に雑誌やネット上で辻元清美氏と『連帯ユニオン関西支部』の関係が指摘され始めました。実際に生コン業者からいくらかの献金が確認されていますが、正直問題になる感じではありません。その後、日本維新の会の足立議員が辻元清美叩きを「何故か」執拗に行います。

 

結局、辻元清美氏が雲隠れした理由は分からないまま。

 

私も最初は生コンなのかと思っておりました。そんな中で今年の9月に大阪に赴いた際に、偶然にも詳細を関係者に聞く機会に恵まれました。

 

当初、辻元清美は言われている疑惑の通りと踏んで森友学園に乗り込みます。そこで「ある影」を察した。それは同和の影。辻元清美氏は高槻の出ですし、同和問題がどう言った問題であるかは十分に理解している。そこで森友問題に見え隠れする同和の絡みを感じ取ったんだと思います。普段いくら威勢のいい辻元清美氏でも、同和に斬り込んで行く根性は無く、これ以上の追及は様々な面でマズイと思ったのでしょう。見事に森友学園に乗り込んだ後は、一切この問題で見る事はありませんでした。

 

森友問題で名を馳せた菅野完は自ら元部落解放同盟であった事実を述べていますが、実は籠池氏も同和だと言う話があります。だから菅野完と意気投合したのだと。そんな話も大阪で聞けました。

 

生コン疑惑が広がりを見せていない現在、辻元清美氏が森友問題から手を引いた状況を説明しようと思うと、同和の影に怯えたとの話は辻褄が合いすぎるのです。ここには書けない他の話もありますが……

 

何故、籠池元理事長が「一番悪いのは松井だ」と言うのか? 足立議員が辻元清美氏を執拗に叩くのから?

 

この辺も絡んで来るのですが、書ける範囲は回を改めて書く事にします。

 

 

 

文春砲と言うけれど 有田ヨシフに忖度する週刊文春

文春砲と呼ばれ、スクープを連発する週刊文春

 

双璧をなす週刊新潮も負けじと頑張っていますが、新潮砲のネーミングは付きませんね。

 

文春が何故スクープを連発出来るか?それは芸能人、政治家が多くいる都内の繁華街などに50人ばかり記者をばら撒いているんだそうで。スクープも物量戦と言う事なんでしょうね。さらにスクープを連発して注目が集まると「タレコミ」も数多く集まる、情報の端緒も掴みやすいから好循環に繋がるんです。しばらくは週刊文春の快進撃は続きそうです。

 

さて、以前私が有田ヨシフのネタを週刊文春の記者に渡した事がありました。渡した記者は編集会議に出して結果を連絡しますとの事。

 

しばらくすると記者から連絡があり、結果はNO。一応、ダメな理由を聞いてみると驚きの答えが返って来ました。

 

「有田にはオウム真理教事件の取材で世話になっているので、有田のネタは扱えない」と言うモノでした。

 

森友、加計問題で散々忖度だなんだと言っていながら、世話になったからと有田に忖度している様は何とも言葉がありませんでした。

 

結局は商業媒体。売れればいいのです。マスコミが悪を叩くのは、正義の味方だからでは無く売れるから叩くだけなんです。それが文春砲と言えど同様って事なんです。

 

あまり、文春砲に正義の期待をせぬよう……

籠池夫妻の逮捕を口封じだと言うお粗末

今だに一部の左翼や安倍政治を許さない方々が、籠池夫妻の逮捕に関して色々文句をつけておりますね。

 

保守のヒーローが一転、左翼のヒーローになれるなんてなかなかありません。 

 

森友問題が火を吹いた際に、私はすぐに知己のある某警察本部の専門部署の方に取材をしました。この方はかつて反日ド左翼国会議員のクビを取った事件を担当していた方。この方に「報道ベースの情報を見て、今回の件は何が問題ですか?」と尋ねました。

 

帰って来た答えは「現状だけで見ると補助金適正化法違反と詐欺。」でした。見事に籠池夫妻は補助金適正化法違反と詐欺で逮捕されるのですが、流石だなぁと思いましたね。

 

野党が言う問題以前に、補助金を受ける為に悪質な操作を行っていた事は大問題で、1億円を超える補助金を騙し取っていた事は一発実刑レベルの話なんです。補助金は税金が原資ですから、国民の金を騙し取ったと言う事で判決は重くなりますから。

 

そんな大事件なのに、国有地の不当に安い払い下げの方が問題だ!と言うのは国民をバカにしていますし、おかしな話なんです。それを一部の弁護士の方々までが口にするのですから、開いた口が塞がりません。そんなに言うなら、大弁護団を組んで補助金適正化法違反と詐欺を無罪にしてあげたらいいんですよ。

 

そんな事も出来ずに政権側の口封じ、国策捜査だと言うのですから、彼等のいい加減さが分かると思います。

 

こんな連中が「弁護士だ!」と、偉そうにしているのですからどうしようもありませんね。まぁ、左翼だから仕方ないと言われれば、私も何も言えないのですが(笑)

小池丸、波高し。 小池代表を叩く見苦しい大人達。

今日のニュースは希望の党議員総会の話題で持ちきり。

 

ニュースの内容としては、民進党の醜態のニュースみたいだなぁ〜と思っていましたが民進党出身者が多い事を考えると、仕方ないかなと思ったりもして。

 

それにしても小池批判の内容が酷すぎて……

 

大体、小選挙区で勝ちあがれないのは自分の不徳である事を認識しなければならないハズが、その事を棚上げして看板が悪かったからだと言う事がおかしい話な訳です。

 

確かに選挙前の世論調査でかなりの数字が出た。それを見て「これは希望の方が勝てる」と踏んで希望に移籍した訳です。そんな人達にとっては追い風が逆風になったから、面白くない事は分かる。ただ、無所属で出た方や立憲民主党から出た人もいる訳ですから、最終決断は自分なんです。小池代表に文句を言う方々は、買った馬券が外れたから乗っていた騎手に文句を言っているオッサンと変わりがない。「選んだのはお前だろ」と言うだけの話なんですよね。

 

自分の努力不足を棚に上げて、いい大人が誰かのせいにしてる様は格好のいいモノではありません。

 

そんな彼等も「民進党出身者」と考えると、合点のいく話ではあるのですが。 

衆議院選が終わりました。

小池旋風が吹いたかと思いきや、一気に逆風になりまして。

 

旋風の中から立憲民主党なる政党が出来て大騒ぎ。立憲民主党共闘した共産党は改選前議席を10ほど減らして割りを食う有様。

 

今後も立憲民主党共産党選挙協力があるかどうかは一旦立ち止まって考えるでしょうが、改めて「選挙協力の難しさと破壊力」を見せつけられる結果となりました。

 

選挙協力の成功例として挙げられるのが、北海道。赤い大地だなんだと言われ、旧社会党勢力が強い地域ではありますが、自民党が9人、立憲民主党が8人、希望の党が1人と言う選挙結果に。

 

選挙前、北海道新聞に「民共選挙協力で北海道12選挙区では自民党が3勝9敗」の記事が出ました。各選挙区での民進と共産の獲得票数を合計すると自民党に勝てると言う内容。民進、共産の選挙協力を後押ししたい狙いがあったのでしょうね。

 

その思惑通りに事態は動きます。民進党道連の幹部であるI道議会議員が、民進党道連会長の佐々木隆博氏に全面的な選挙協力を進言。佐々木氏はこの話に乗って、共産党側と協議。東京に赴いて合意の直前まで漕ぎ着けます。これが9/23の土曜日あたりのお話。

 

そして週が明けて9/25の月曜日に、民進党の前原代表から電撃的な希望の党との合併話が発表されるのです。民進党道連としては、ハシゴを外された格好。相当揉めたと思います。

 

そんな中で、逢坂誠二氏がいち早く無所属での出馬を発表。無所属ならば共産党は支援出来ますから、共産党は逢坂氏を支援します。それに続いて続々と「希望の党に行きません宣言」する民進党議員が続出。希望の党入りをほのめかしていた「キャミソール荒井」こと荒井聡氏も希望の党には行かないと言い出します。

 

一連の騒動の中で、参議院議員の「放射能つけちゃうぞおじさん」こと、鉢呂吉雄氏を代表として地域政党結成を模索した向きもありましたが断念。民進党道連と共産党との間では「希望の党に行かないならば、共産党は候補者を立てずに選挙協力する」との約束が交わされたのだと思います。その後に立憲民主党が出来、希望の党入りした松木謙公氏、山岡達丸氏、水上みか氏、無所属の逢坂誠二氏以外の全てが立憲民主党入りします。(逢坂誠二氏は当選後に立憲民主党入り)

 

共産党は当初、北海道内3つの選挙区を選挙協力の見返りとして要求していました。その内の一つがキャミソール荒井こと、荒井聡氏の選挙区。これは一蹴された様ですが、結果的に民進党が候補者を擁立出来なかった北海道7区、希望の党入りした候補者のいる2、9、12区の4つの選挙区を貰う事になりました。

 

その結果、比例復活を含めて立憲民主党で立候補した全ての候補者が当選する事態となりました。過去の選挙結果を踏まえた足し算をする事は、机上の空論だと馬鹿にする専門家もいますが、私は「共産党との選挙協力に限れば」馬鹿には出来ないと思っています。

 

なぜならば、共産党の支持者が自民党に投票する訳が無く、おまけにちゃんと選挙に行く人達ですから固い票なんです。だから過去の選挙結果を見て大体の共産党票を計算に入れる事は、理屈に叶っているんですね。

 

自民党公明党の票を計算に入れる様に、共産党選挙協力する政党が共産党票を計算に入れる事は間違いではなく、保守系としては脅威に感じなければならない重要な事なんです。

 

今後、年末までに新たな政界再編の動きが出ると予想していますが、新たな枠組みでどこが共産党と組むかで次の選挙は自民党に厳しい戦いになると思います。

 

さてさて、どんな枠組みになる事やら……